日本で近い将来、大地震が起こると言われている地震大国日本。
2016年4月14日には熊本を中心とした大地震が発生し、これまでにない大きな余震が続き、二次災害の危険性が懸念されています。※この記事は2016年4月18日に執筆。
大地震が起きれば停電や断水など都市機能がマヒすることが予想されます。いつどこで起きてもおかしくないと言われる地震の対策は大丈夫ですか?自分の身は自分で守るしかありません。今からでも遅くはないので、これから来るかもしれない地震に対する対策を行い、安心して暮らせるようにしておきましょう。
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家の中でできる地震対策
家にいる時に地震に遭遇してしまった場合を想定して、室内の地震対策を行っておきましょう。
家具や本棚を動かないようにする
・背の高い家具や本棚は固定する。(突っ張り棒や固定金具など)
・下部に耐震マットを敷く。
大きな家具や本棚が転倒して下敷きになると、大けがどころか死に至る場合もあります。また転倒したり、揺れによって移動したりすると避難路をふさいでしまう事になるので注意が必要です。
寝室はシンプルに!
就寝中の地震を想定し、寝室は出来るだけシンプルに余計なものを置かないようにしましょう。寝ている時に家具が倒れてきたり、物が落ちてくると避けることができません。どうしても置かないといけない場合は、寝ているところに家具が倒れてこないように配置してください。
また、靴やスリッパ、ヘッドライトなどを手の届くところに置いておくと便利です。
靴やスリッパは物や割れたガラスが散乱した場合に足の裏を怪我をせずに移動できます。ヘッドライトは暗い場所の移動に大変役立ちます。懐中電灯でもいいですが、ヘッドライトの方が両手を使えるので便利です。
割れものに注意
割れものが飛び出して床などに散乱してしまうと、移動の際に破片で怪我をしてしまうので注意してください。もしものために、靴やスリッパを各部屋に用意しておくといいでしょう。
・食器棚は開かないように留め金具をつける。
・ガラスには飛散防止フィルムなどを貼っておく。
準備しておきたい防災グッズ
地震の状況によっては外に避難しないといけない場合があります。非常時に必要なものを、あらかじめリックサックなどに入れてすぐに持ち出せるように準備しておく必要があります。あれも必要、これも必要と入れ過ぎてしまうと重くて持ち出せなくなるので3日間生活できる事を目安に必要なものを揃えましょう。
1人当たり1日2~3リットルが必要です。3日間×人数分を用意しておきましょう。
水の配給なども想定してポリタンクもあれば便利です。
できるだけ火を使わずに食べれる物を用意しておきましょう。缶詰、お菓子類、チョコレート、フリーズドライフードなど比較的保存期間が長いものを3日間×人数分。
常備薬、ばんそうこう、包帯、ガーゼ、消毒液など。
現金、カード、通帳、印鑑、免許証、保険証。ATMが使えなくなる事が考えられるので現金は用意しておきましょう。また釣銭切れなどに備えて小銭も用意しておくといいでしょう。
充電式のラジオや懐中電灯、携帯用トイレ、軍手、トイレットペーパー、耳栓、アイマスク、マスク、寝袋。その他、3日分の衣服や季節によっては毛布など。
先にも述べましたが、あまりにも詰め込み過ぎると重くて持ち運びができなくなります。上記のリストを参考に必要最低限の物(最低3日間過ごせる)を持ち運びできるようにリックなどに入れて用意しておきましょう。
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